喜 do 愛 楽 〜つれづれなるままに〜

ほぼ日記です。そのとき感じたことを書き殴ってます。世間体とか気にしない。

元カレの結婚

自分も結婚しているし、もう子供もいてお母さんなのだけれど、いまだに元カレとの思い出を引きずっている。


元カレの事を好きになったのは私。
元々お互いに彼氏、彼女がいて、お互いの相手の相談を聞いてもらっていた。それが始まり。
結局、話を聞いてもらっているうちに、わたしが本気になっちゃったもんだから、ややこしいことになってしまった。

わたしは彼氏と別れてずっとあなたが好きだと言い続けたけれど、元々の彼女と別れる気持ちにはなってもらえず、その挙句翌年新入社員が入ってきたら、まさかのその子にズキュン!
彼女持ちでさらに好きなコが出来てしまい、わたしの想いは受け止めてもらえる場所をいよいよ無くした。

同期だけでなく若手で仲良くなって、しょっ中飲み会やら休みを合わせて遊びに行ったりしていて、わたしは黙って彼がその子にムチューなのを見ているしかない。それなのに、私と2人きりになると、甘い顔を見せてくれたりして、もうどうにも抜け出せなくなってしまっていた。苦しい、苦しい日が続いた。
多分、このブログにも、リアルタイムで書いていると思う(笑)

そんな事が数年続いて、もう、彼のこと、好きなのやめようと思った時、どっかの温泉に旅行した帰りに、彼にその想いを伝えた。
もう、あなたのことを好きなの、やめます、と。

すると、それが功を奏したのか、やっと、やっとこさお付き合いする事になった。

最初の半年間は、会う度幸せで、帰りたくなくて、彼のことをずっと見ていたくて、本当に本当に幸せだった。
どんどん彼のことが好きになって、彼の一挙手一投足が気になって、寝ても覚めても彼のことしか考えられなかった。報われた想いが伝えても伝えても、伝えきれないくらいに溢れ出ていた。

それが、彼が部署異動になってから。
仕事内容がガラッと変わってしまったこともあるかもしれないけれど、2人に溝が出来始めた。
いや、もしかしたら、溝を感じていたのは、私だけだったのかもしれない。
でも、わたしに対する興味関心が、すごく薄れていると感じて仕方がなかった。

当時27歳、もしダラダラと付き合い続けるのであれば、それは限られた時間の有効活用ではないと思い始めた。
この人とは、多分結婚出来ない。それならば、結婚相手を探さないと。
ある時から、そんな事を思うようになってしまった。大切にしてもらえている実感が持てなかったからかもしれない。

結局、交際は1年で終了した。
泣きながら別れを告げた。
苦しかった。
まだ、大好きだったから。
本当は、別れたくないと言って欲しかった。
でも、あっさりと私の別れようという提案は、承認された。

その後、ヤケクソになって、色んな合コンに顔を出した。
付き合うこともあったが、長く続くことはなかった。
心のどこかで、ずっと彼の事を想っていた。
だから、別れた翌々年、私が大阪に転勤になった時、いよいよ別れなんだと覚悟した。
ずっとずっと、好きだった。
苦しくて切ない想いの方が多かったけれど。

でも、アッサリ大阪に遊びに来やがった。
そして、旅行までした。(笑)
一体なんなんだ、と思った(笑)

そう言えば、どのタイミングか忘れたけれど、彼が一人暮らしを始めた頃、彼の家に2、3回、仕事後に行った事があった。
あれは、もう別れた後だっただろうか?
生姜焼きを作って欲しいと言われて、作った記憶がある。今でも、生姜焼きを作るとその事を思い出してしまう。きっと、彼にとってはもう記憶の片隅にもない出来事だろう。
でも、わたしの人生においては、今でも生姜焼きを作るたびに思い出してしまう程の出来事だったのだ。

今の方が、あの時作ってあげたよりもっともっと美味しい生姜焼き作れるようになったよ。

そんな彼も、去年結婚して、5月には父親になるそうだ。

きっと、幸せな道を歩んでいるんだろう。
彼の結婚式で見た奥様は、なんだか少し自分に似ている気がしてしまった。
元気で明るくてしっかり者の、強そうな(笑)ところが。
そして、こんな事を思い出すのは、きっと、わたしが夫と結婚した事を後悔している事と、夫からまったく愛されていないと感じているからなのだろう。
いつか、笑い話でこんな話が彼と出来たらいいな。
35歳のわたしは、あの頃ばかり振り返っています。息子がいなければ、心の充足感は満たされないと思う。今のわたしのスキンシップと心の拠り所は、この可愛くて憎たらしい息子だけです。(笑)だから、神様は男の子を授けてくれたのかな。いつか息子が離れていくその時までに、別の心の拠り所を見つけておこうと思います(笑)