喜 do 愛 楽 〜つれづれなるままに〜

ほぼ日記です。そのとき感じたことを書き殴ってます。世間体とか気にしない。

お見舞い。

今日は、久々のオフでした。疲れがたまっていたのか、午前中はほぼ死んでいました。午後からは頼まれたおつかいや用事を済ませたりして、ようやっと夕方になってから自由な時間が出来ました。

ほんとは、昨日の今日だから、迷ったんだけど、どうしても顔が見たくなって、前日手術したばかりの拓也のお見舞いに行きました。

行く前は、まだごはんも食べれないだろうし、何持ってっていいのかもわからないし、どうしたらいいのかわからなくて、とりあえず拓也の好きなサッカーの雑誌をコンビニで買っていきました。

拓也には、行くかもしれないとだけ伝えてあって、何にも言ってないし、聞いてませんでした。

だから、自分で病室を調べて、彼の喜ぶ顔を思い浮かべて、病室に入りました。

彼の部屋は二人部屋で、隣はとても元気そうなおじいさんでした。

彼は、私が入った時、寝ていました。

無理に起こすのも可哀想なので、しばらく彼の寝顔を眺めていました。

彼はしばらくして目を覚まし、私の存在に気付きました。

驚くかな?!と思ったら、ちょいちょい、と手招きをして、静かに微笑みました。そして、蚊の鳴くような小さな、小さな声で、「ありがとう」と言いました。

私は、色々な想いが交差して、泣き出してしまいました。彼に泣いているのを悟られたくなくて、ベッドの端の彼から見えない位置にしゃがみ込んで、声を押し殺して泣き崩れました。

日曜日、SMAPのコンサートが終わった後逢った時は、ふざけあって、元気だったのに。一昨日入院した時も、暇だよ~なんてメールがきてたのに。

今、彼は自分で体勢を構えることも難しく、声も出ないくらいになってしまっている。熱もまだ下がらないで、七度を超えていた。そして、たまに、手術の傷が痛むのだろうか、痛そうな顔を時折見せる。

私は、彼の手をずっと握っていた。彼も、「大丈夫だよ」とでも言いたそうに、私の手をぎゅっとしっかり握ってくれた。

一時間くらい、ただただ彼の体をさすったり、手を握っていた。

自分は、入院も手術もしたことがないから、その痛みとか、大変さは全く想像もつかない。けど、自分の大切な人が入院をして、その苦しそうな姿を見たら、何も言えなくなってしまった。話したいこと、たくさんあったのに。

もう少し、彼の体調がよくなったら、またたくさんおしゃべりしたいと思う。

もう、泣かないようにしないとねだって、無事手術も終わって、後は回復を待つだけなんだから