喜 do 愛 楽 〜つれづれなるままに〜

ほぼ日記です。そのとき感じたことを書き殴ってます。世間体とか気にしない。

ほろ苦いキャンディ。

昨日、友人の話を聴いていて、「あたしは聞いてあげることしか出来ない、なんて情けないんだろう」と、何度も落胆した。「わかるわかる」じゃ、何のアドバイスにもならんって。

「わかる」んだったら、自分がそういう時に、どう乗り越えてきたのか、とか、もっと具体的に、わかりやすくアドバイスが出来るはず。だけど、きっと、自分にとっては乗り越えていくことが精一杯の限界で、人に指南できるほどデカイ人間じゃない。

もともと自分がデカイ人間だなんて思ってないけど、人が困っていたら相談に乗ってあげたいし、苦しんでいたら、その苦しみを少しでもいいから減らしてあげたいと思う。しかし、自分の人間の器量が足りないため、うまく出来なくて空回ってしまう。

やるせないなぁ。みんなが幸せであれば、こんな悩みを持たなくてもいいのに。

景色は初冬。きれいな紅葉も終わりかけて、枯葉が舞い散る。

歩いている道はいつもと変わらないのに、自分の気分次第で、全く違ったものに見えてくる。

今日の空は、とても青くて、広くて、校門から続く桜の木のアーチの紅葉が、とってもすがすがしく見えた。あまりこなくなった愛着の湧いたこの学校の景色も、くる度に違う色を見せる。今日は、とても素敵な色をしているように見える。

自然は、自分の気持ちに正直に映し出される。たとえ雨が降っていたって、好きな人に逢う日はとっても素敵な日に思えるし。快晴な日だって、嫌なことがあると、景色がゆがんで見える。

これからイルミネーションのきれいな季節になっていくけど、この美しい景色が、誰にとっても、輝いて見える景色であってほしいと、願います。もちろん、自分にとってもだけど。

あたしもようやくのどにつっかえていた異物が取れたことだし、これからも精進していきたいです。