ここ数日間で、色々な事がありました。
名古屋に行ったこと。
何でこんな当たり前の事言われなきゃならないんだろう、出来て当然だし、しなくちゃいけないことだし、そもそも自分が失敗したり、喜びを得ながら、学んで行けばいいんじゃないか、みたいな反感を抱きながらも、自分の成長に繋げたいという一心で、不満な気持ちを掻き消して研修を受けてみたり。
部屋で馬鹿騒ぎをして、久しぶりに学生気分を味わって、禁酒なのに最終日みんなでぱーっと飲んで夜中まで騒いだり。
つまらない研修をいかに楽しいものに変えるか思考錯誤してみたり。
銀座が恋しくなったり。
想う人が出来たり。
最愛の人とのリセットを考えたり。
最後の二行が最近の自分にとっては大きな出来事でした。
久々に、どうしたらいいのかわからなくなった。道が全く見えなくなってしまった。
人生にリセットボタンはないし、生き得る全てのものにそんなもんはないと思う。人生の駒は、ゲーム‘感覚’で進められるかもしれないけど、これはゲームなんかじゃない。そして、ゲームオーバーはない。あるとしたら、それは最期の時。
でも、自分の中のボタンを押してみることにしてみた。そんなボタンはないのかもしれないけど。
リセットボタン。
これは、逃げ道なんかじゃない。むしろ、真剣に考えるチャンス。キミの事を、誠心誠意、真っ正面から見るチャンス。
溢れ出す想いをセーブする術なんかないけど、自然と流れ落ちる涙を止めようなんて思わないけど、これが正直な気持ちなんだ。
素直じゃなくて、遠慮して、嘘ついて、ごまかして。そんな自分じゃなくて、真っさらなままでいられるように。
ほんとはずっと、こうしたかったのかもしれない。ゆっくり見つめ直す機会が欲しかったのかも知れない。でも、出来なかった。現状に妥協しようとする自分の弱さと、現状を必死で維持しようとする自分の脆さ。きっと、現状というカラを破って出てしまったら、うまく息が出来なくて死んでしまう。そんな気がしていた。
きっかけとか、タイミングとかは、上手く使うべきで、きっとその時が今だったんだと思う。びっくりするぐらいにあたしの性格を言い当てた人間が居た。たったの3日くらいしか深くは関わっていないはず。なのに、今にも壊れてしまいそうな部分を怖いくらいに言い当てられた。うまく隠せていると思っていた部分を、簡単に見透かされた。
その人のことを、信じてみてもいいと思った。
今のあたしは柱が何本も抜けた、欠陥住宅。あたしの柱になって支えてくれると言ってくれた。あたしは、遠慮無くその人に柱になってもらって、思う存分自分の考えを導き出してみようと思う。自分の柱をもう一度建て直そうと思う。
リセットボタンを押したことを、後悔しないように、この時間を、無駄にしないために。