喜 do 愛 楽 〜つれづれなるままに〜

ほぼ日記です。そのとき感じたことを書き殴ってます。世間体とか気にしない。

空想と想像の中の記録と記憶

私の頭の中では、常に様々な"ことば"が浮かんでいる。それは、ほとんどが頭の中で浮かんでは消え、消えては浮かび、砂の上に書いた文字が波に打ち消されていくように、一瞬でなくなる。そうしてたまに、それが音声として発せられたり、こうやって文章化されたり、はたまた殴り書きをして誰かの元へ飛んでいったりする。

一番苦手なのは、言葉として喋ること。

普段おしゃべりでも、慎重に言葉を選んだり、たいせつな言葉を発するのは、すごく苦手。それによって、相手に何かを伝えたり、訴えたりしなくてはならないのが、最も苦手。

違う、苦手なんじゃなくて、冷静に、感情的にならずに、言葉で諭したり、気持ちを上手く伝うことが出来ない。

感情的になって、叫んで、みっともない姿をさらすのは、得意なんだけどなぁ。(苦笑)

おとなって、むずかしい。

今日も帰り道、色んなことばたちが私の頭の中を駆け巡った。

後悔。希望。落胆。期待。嫌悪。願い。

孤独。

そう、それだ。きっと、最近胸を締め付ける嫌なやつ、きっと、こいつが原因。

今の自分を、素直に受け入れられない。いつからこんなになってしまったのだろうという後悔。屈託無く笑う笑い声は、嘘偽り無い。涙を零すのも、演技ではない。全て、嘘偽りのない感情によるものだ。

しかし。

どこかでなにかの歯止めを掛けている自分がいる。

私は、うまく発散させる方法を知らない。すごく、不器用な人間。表面は、単純で、鈍感で、おちゃらけて、何も考えていない自分。しかし。それはまだ、深さを知らないだけ。掘り下げていくと、色んなモノが出てくる。マグマのように煮えたぎった熱いものや、おどろおどろしいほどに、薄黒く、粘着質のあるもの。きらきらと輝いて、眩しいほどに目を細めないと見えないものや、暗がりの中でわずかな明かりを灯した小さな炎。それが、ほんとのさとうあいだ。

ひとには簡単に発散方法を提案するクセに、自分は発散方法を、知らない。時と場合によって、同じ方法でも、発散できる時と、出来ない時があるんだ。助けを求めたいのに、求められない。詳しく言うと、誰に求めようかと考えているうちに、訳がわからなくなってしまうんだ。「この人は、こうだから、ダメ」「この人は、こういう理由で、ダメ」そんなことしてるうちに、選択肢はどんどん狭まって、最終的には、居なくなる。そして発散場所を無くした矛先は、何処へ行くこともなく、悲しく、音もなく、静かに私の中に蓄積していく。そうして私は堕ちていく。

執着して、死ぬほど大切に思っていたものも、最近ではお粗末な扱いだ。きっともう、私の中でそれは、形を変えて、違うものに成り代わってしまった。嫌いになったわけではない。むしろ、今でも大切に想う。きっとほんとは、追いかけて欲しいだけなんだ。寂しいだけなんだ。かまって欲しいだけなんだ。でも、そんな想いは届いちゃいないけど。いつか記憶の中で、自分の存在だけがかき消されてしまいそうで、怖い。腫れ物に触るように、どう扱って良いのかわからない。「もう、終わったんだから。」そう言う自分と、「まだ、続いてるから。」そう言う自分。

きみのことを、本当にすきだと思う。

きみのことが、嫌いで仕方がない。

どちらも嘘で、どちらも本当。

 

悔やんでも、悔やみきれないことがある。あの瞬間に戻りたいと、もがけばもがくほど、みっともなくカッコ悪い。どんなにあがいたって、過去には戻れないし、時間は戻せない。後ろを振り向くことなく、下を向かず、前を向いて、しっかりと見据えて歩くのが、せめてもの抵抗。

私の頭の中では、いつも沢山の"ことば"が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。幸運にも、君に伝うことが出来たことばもあれば、飲み込まれて消え失せてしまったことばもある。いま、君に伝えたいことばがある。そのことばは、春の風に舞うように軽く、小鳥のさえずりのように美しく、そして、蜜のように甘く、雪の結晶のように繊細なことば。

ことばを聞きたい人、メールを下さい。上手く伝うことが出来るかはわかりませんが、誠心誠意をもって、あなたに伝えようとします。

わたしの大事な、あなたへ。