喜 do 愛 楽 〜つれづれなるままに〜

ほぼ日記です。そのとき感じたことを書き殴ってます。世間体とか気にしない。

星空の下で

今日、車を走らせて、地区最大級とうたう本屋さんに行った。

さすがに最大級だけあって、デカイ。広い。検索機が欲しい。探している本がみつかる当てもなく、ブラブラ、ゆっくり、色々な本を立ち読みしながら回る。

探していた本とは少し違ったけれど、欲しかった本を手に入れた。ちょっと、心が弾んだ。

冬は空気が澄んでいて、星が綺麗で、いい。都内じゃ綺麗に観測なんかできないけど、でもそれでも星空を眺めると、心が落ち着く。どんなに荒れていても、どんなに荒んでいても、どんなに心許なくても。

今じゃ滅多に会えないけど、大好きな親友が昔異国の地で言ったことばを、わたしは何年経っても昨日のことのように思い起こすことが出来る。

「星空の下では、自分の存在は、無力で、ちっぽけだ」奴は、そう言った。

どんなに偉い人でも、どんなにお金持ちでも、どんなに素晴らしい人でも、この星には敵わないのだと。遙か昔に爆発した宇宙の屑が、今私たちの目に光となって届いている。敵うはずも、ない。

本人が覚えているかどうかわからないけれど、星空を見上げるたびに、今でも私は思い出す。そして、フフッ、と、息だけで笑う。

23歳の今、15だったあの頃に敵わない事が、増えた気がするな、と思う。君はどう思う?